矢作川

川名が語るふるさとの歴史

◆庄内川土岐川 ときがわ

2016.05.30

(庄内川の上流域。岐阜県では土岐川と呼ぶ)

川名の由来
 土岐市を冠した川名。

川の概要
 源である夕立山(標高727m)の北麓から屏風山断層崖を流れ、中切付近で急に西に方向を変えてからは、いわゆる東濃の第三紀丘陵地帯を流れて、恵那市・瑞浪市・土岐市・多治見市などの市街地付近をほぼ北東から南西に流れ、春日井市で愛知県に入り、川名を「庄内川」と変えて伊勢湾に注ぐ。
 愛知県春日井市との県境付近の春日井側では「玉野川」と呼ばれる場所もある。
 岐阜県内の流路延長約51km(河川法区域延長約43km)。県内の瑞浪市域で左岸に佐々良木川・小里川、瑞浪・土岐両市の境で右岸に日吉川、土岐市域で左岸に肥田川・妻木川、多治見市域で右岸に高田川・大原川、左岸に笠原川・市之倉川など多くの支流を合わせる。土岐川とこれらの支流に沿った地域では、第三紀層に由来する良質の陶土を産し、古くから製土業や陶磁器製造業などが盛んに行われた。また小里川の上流に沿った山岡町では、大正年間から寒天生産が行われている。出典『角川日本地名大辞典』