矢作川

川名が語るふるさとの歴史

川名の由来中江川 なかえがわ(合瀬川支流)

2016.05.30

<小牧市大字多気>

川名の由来
 大山川と合瀬川に挟まれた湿地を流れる川を表現した川名と推察される。土地改良で現在の川の形態となり、用水名の中江筋から法河川に指定時に中江川となった。

川の概要
 流域は小牧市、豊山町、旧)師勝町にわたり合瀬川に合流する流域面積6.3㎦、河川延長2.7kmの一級河川。
 中江川は、従来、大山川と合瀬川に挟まれた、小牧市の中心部を源に、市田・南外山を南流し、名古屋空港の縁を通り、多気地内を南西に流れ準用河川小針川・新中江川を集め合瀬川に注ぐ一級河川であったが、昭和56年頃、名古屋空港の拡張に伴う、大山川の河床掘下、暗渠工事により、中江川も空港内で暗渠化し取り付けした。これに伴い、上流部を一級河川新境川、空港西、準用河川小針川合流部下流を現在の中江川とした。当流域は合瀬川、大山川に挟まれた低地であることから、過去昭和49年7月25日、昭和51年9月9日と度重なる内水被害に見舞われてきた。近年では、平成3年9月19日の豪雨で158戸の床上浸水が生じるなど著しい被害を受けた。甚大被害を契機に床上浸水被害を解消する目的で、①合瀬川からの逆流を防止するための水門、②洪水を下流に放流するポンプ場が整備されており、水門には地元中学生が描いた人魚のイラストがある。排水機場は、立軸軸流ポンプに県下最初の立軸ガスタービン駆動機を搭載し21世紀型排水機場として注目された。平成12年の東海豪雨では、完成手前で、効果を発揮することが出来なかったことが残念だった。東海豪雨では、周辺市街地に甚大な被害が生じ、激甚災害特別緊急事業の採択を受け、短期間でネオポリス周辺の多数の物件を移設し河川改修とポンプの増強が行われた。

4-40_中江川

 

4-40_中江川・合瀬川・合流部排水機場・北名古屋市片場

中江川・合瀬川・合流部排水機場 北名古屋市片場