矢作川

川名が語るふるさとの歴史

川名の由来名倉川 なぐらがわ

2015.05.20

<設楽町納庫・豊田市(中当町・桑原町・川手町)>

川名の由来
 源頭の村名「納倉・名倉」を冠した川名。

川の概要
 設楽町地内の天狗伝説で有名な碁盤石山1,189.4mを源頭に、横萩川・本洞川・合戸川を集め、稲武町に入り中当村を流れる宮川・滝ケ洞・大クゴ洞を集め、武節町で井山川・細野下沢を集め、黒田川と合流してから中小川を集めて川手町で矢作川に注ぐ。流路長12.95kmの一級河川。

なぐら地名の由来
 なぐら(納庫・名倉)クラは岩場の意と米を納める倉の意がある。天狗山などの明峰の地勢と米を納める倉が建つ村を願って付けられた瑞祥願望地名村名と推察される。

参考
 地名用語辞典は、ナグラを①ゆるい起伏のうねる地形〔鏡味〕。「波のうねり」をいう方言(宮城、茨城、静岡、和歌山)からという。②ナ(接頭語)・クラ(剥)という地名。③ナガ・クラの転もあるか。④ナガ・ハラの転もあるか〔池田末則〕などを紹介する。

名倉川(矢作川合流付近)-1