室川 むろがわ(力石川支流)
<下室町・芳友町>
川名の由来
この川の河口の、旧)村名「室村」を冠した川名。
室川の概要
上流の芳友町から西流し、下室町で力石川に注ぐ小川。
むろ(室)の地名由来
山に囲まれた集落を表現した村名。
参考
ムロ:①モリ(森。盛)、ムレ(牟礼)と同じく「山」の意。常州で、秀でた相当に高い山をいう。②朝鮮語muru,maru(山)より「山に囲まれた所で、小さい入江や河谷の小盆地」をいう。③古墳の石室、竪穴住居。土室、麹室。ほかに、岩窟、僧房、蒸風呂などの意もある。④地形語としては、岩窟のほか、「(水平方向に)穴状に入り込んだ地」もいう。入江、湾入した海岸の小平地、山中の小盆地に見られる。⑤ミムロに通じ、「神社」の義もあるか。神社またはその森。⑥ムラ(群。村)の転もある。『地名用語語源辞典』