川名の由来

川名の由来

<西市野々町>

川名の由来
 この川が流れる洞が、西市野々村の八剣神社裏にあることから付けられた川名。

川の概要
 瀬戸市との境界尾根を源頭に南東に流れ、八剣神社辺りで西市野々川に注ぐ流長900mほどの谷川。

みやうら(宮浦)の地名由来
 お宮の裏を「宮浦」と表記した。


<西市野々町>

川名の由来
 この川が流れる所の地名、旧)西市野々村字「助重」を冠した川名。

川の概要
 白川町との境界を南流し向橋辺りで白川に注ぐ流長750mほどの谷川。

すけじゅう(助重)の地名由来
 助重は剥重の意味があり、険しい山間地で、大雨のたびに浸蝕される地を表現した地名と推察される。


<白川町>

川名の由来
 この川が流れる所の地名、旧)白川村字「剣坂」を冠した川名。

川の概要
 葭ケ池を水源に字剣坂地内を南流し白川町地内白川橋辺りで白川に合流する、流長2.1kmほどの渓流。

けんざか(剣坂)の地名由来
 剣のように険しい坂道の所を表現した地名。


<白川町>

川名の由来
 この川が流れる所の地名、旧)白川村「字洞山」を冠した川名。

川の概要
 土岐市との境界にある三国山701mから東方800mに金毘羅神社を源頭に南に流れ、白川町内の大橋あたりで白川に合流する流長2.2kmほどの渓流。

ほらやま(洞山)の地名由来
 洞山は、洞のある山を意味し、当地方で表現する洞は谷地形を意味する。


<三箇町>

川名の由来
 この川の水源地の地名、三箇村字「広見」を冠した川名。

川の概要
 三箇町地内のくぼ地を水源に地内を西南に流れ三箇川に合流する流長700m弱の小川。

ひろみ(広見)の地名由来
 四周が山ばかりの里の中で、平坦地が広めの所を表現した地名と推察される。


<大岩町>

洞名の由来
 この洞が大岩町の「上方の山に位置する洞」を表現した洞名と推察される。

川の概要
 土岐市との境界尾根を源頭に南流して三箇川に合流する流長1.7kmほどの谷川で、東に大岩川、西に三箇川が平行して流れる。


<大岩町>

川名の由来
 この川の水源地の村名「大岩村」を冠した川名。

川の概要
 土岐市との境界尾根の大岩町を源頭に、多くの支谷を集めて南流し、藤岡北部第2浄水場の水源となり、三箇橋の架かる辺りで三箇川に合流する流長1.4kmほどの渓流。

おおいわ(大岩)の地名由来
 オオイワは、縄文時代に崇めた大きな岩(磐倉)の在る村を言うか。


<御作町>

川名の由来
 この川の河口の地名、御作村字「堀越」を冠した川名。

川の概要
 飯野町との境界を源頭に、加茂丘高校の南側、堀越地内を東に流れ木瀬川に注ぐ流長1.2kmほどの小川。

ほりこし(堀越)の地名由来
 蛇行する川(木瀬川=堀)を越した所を表現した地名と推察される。


<木瀬町>

川名の由来
 この川の河口の地名、木瀬村字「荒田」を冠した川名。

川の概要
 石飛町との境界山259.9mを源頭に、荒田地内を東南に流れ藤岡総合グランド辺りで東に曲がり、蔵戸橋の架かるあたりで木瀬川に注ぐ流長1.25kmほどの川。

あらた(荒田)の地名由来
 荒田=荒処と推察される。大雨のたびに土砂災害を受けて荒らされる所を表現した地名と推察される。


<木瀬町>

川名の由来
 この川の河口の地名、木瀬村字「韮川」を冠した川名。

川の概要
 白川町・石畳町・北曽木町・上渡合町・木瀬町の境界を流れ、砂防堰堤をふくみ10~15の支谷を集めて木瀬川に注ぐ流長3.4kmほどの谷川。

にらかわ(韮川)の地名由来
 韮は野良(=野原)の転と推察され、山間地にあって当地は、韮川の河口の平坦地であることから、川が流れる野原→韮川の所を表現した地名と推察される。