地名の由来

地名の由来

<小牧市>

 〔近世〕江戸期~明治11年の村名。尾張国春日井郡のうち。春日井寺入鹿新田とも書いた。寛永10年入鹿池が完成して、入鹿用水が開削後成立したと思われる。大山川中流域に位置する。尾張藩領。小牧代官所支配。
 村高は、「天保郷帳」81石余、「旧高旧領」春日井寺入鹿新田として同じく81石余。「寛文覚書」によれば、高81石余、田7町余・畑1町余、家数1・人数13、馬1、池2ヶ所。「徇行記」によれば一円給知で森小膳ら給人3、家数9・人数31。社は神明社。明治7年には、田8町余・畑1町余、戸数14・人口50、寺1、神社1(小牧町史)。同11年南外山村の一部となる。