川名の由来

川名の由来

<ききょう台>

川名の由来
 川が流れる、旧)下水野村字「海老弦」の名を冠した川名。

川の概要
 ききょう台を源流に北々東に流れ、本郷町東あたりで小田妻川・唐沢川と合流し、水野川に注ぐ小川。

海老弦地名の由来
 ツルは水が流れる通路=通流の好字2文字化、「往時は、海老の足のように多くの通流(湧き水の染み出し)」が在る所を表現た地名と推察。

32・海老弦川CIMG1030-1


<はぎの台・すみれ台・小田妻町>

川名の由来
 唐沢は空沢に通じ、普段は水が流れない沢で、降雨時のみ水が流れる沢を表現した川名と推察。

川の概要
 南山中学あたりを源流に、はぎの台・すみれ台を北流し、小田妻町1丁目で、小田妻川と合流し、海老弦川とともに水野川に注ぐ小川。


<小田妻町>

川名の由来
 小さな田んぼの先端(山林)から流れる川を表現した川名と推察。

川の概要
 小田妻町市民公園を源流にすみれ台を北流し、唐沢川・海老弦川と合流して水野川に注ぐ小川。

小田妻地名の由来
 昔の上中下水野村の字には小田地名は見当たらない。小田川名が先行してその後新しい町名がうまれたか。妻地名は先端を意味し、小さな水田の先端の所を表現した地名と推察される。


<水北町・三沢町>

川名の由来
 定光寺に弔われる徳川義直公を「御前」と呼び、御前の墓所から流れ出る川を表現した川名と推察。

川の概要
 定光寺自然休養林を水源に水北町南流し、下流で三沢町との境界を流れ水野川に注ぐ小川。

29・御前川CIMG1673


<上本町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上水野村字「西新田南」の名を簡略化した川名。

川の概要
 水野川左岸、上本町・上本松山町にある市民公園を源流に上本町地内を北に流れ水野川に注ぐ排水路。

新田地名の由来
 西・南は方位地名、「新田」は江戸期に新たに開墾された水田を意味する。

28・新田川CIMG1678


<上本町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上水野村字「南地蔵」の名を簡略化した川名。

川の概要
 市民公園を源流に北流し、瀬戸水野郵便局付近で水野川に注ぐ排水路。

南地蔵地名の由来
 地蔵様が祀られている所を表現した地名と推察。


<暁町・穴田町・上水野町>

川名の由来
 川が流れる所、旧)上水野村字「釜之洞」の名を冠した川名。

川の概要
 上水野町の陶土採取場山裾と暁町・穴田町の境界を北流し、数成川に合流する。土取場に設けられた多くの沈殿池を集めて流れる排水路。

釜ケ洞地名の由来
 カマ地名は魚の頭と胴体の境の「カマ」と同じで「境界」を意味し、暁町・穴田町と上水野町土取場との「境界を流れる洞」を表現した地名。

26・釜ケ洞川・穴田町


<小田妻町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上水野村字「数成」の名を冠した川名。

川の概要
 水野川左岸の市民公園あたりを源流に小田町内を北北西に流れ途中で釜ケ洞川を集めて水野川に注ぐ小川。

数成地名の由来
 一説)川沿いの水田が「数の内に入る所」を表現した地名と推察。
 二説)カズナリは「葛の根が沢山採れる所」を表現したと推察。


<水北町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上水野村字「樋ケ沢」の名を冠した川名。

川の概要
 水北町の中央をと樋のように真直ぐに北から南に流れ水野川に注ぐ谷川。

樋ケ沢地名の由来
 山間部の中央を北から南に樋のように流れる沢の在る所を表現した地名。

24.樋ケ沢川CIMG1045-1


<曽野町>

川名の由来
 陶土を採取した跡地に造成された曽野町から、降雨のたびに砂が流出する川を表現した川名と推察。

川の概要
 曽野町地内の山林を源流に曽野町内を南流し、水野川に合流する直前の山干川に注ぐ小川。