川名の由来

川名の由来

<曽野町>

川名の由来
 一説)ヤマは「山」、ホシは「星」と解釈すれば、多くの山の間を流れる川を表現した川名と推察。
 二説)「山・干」は裸山にされた所を流れる川を表現した川名と推察。

川の概要
 旧)上水野村字曽野は山間地で、河口域のみが平坦地になっている。水野川に合流する直前に産砂川と合流して水野川に注ぐ谷川。


<八床町>

川名の由来
 源流域の地名、旧)下品野村字「八床」の名を冠した川名。

川の概要
 八床町地内の品川CCを源流に八床町、穴田町を北西に流れ水野川に注ぐ小川。

八床地名の由来
 ヤトコは、「谷地(湿地)の所(床)」の転訛地名と推察され、山間部の湿地帯に位置する所を好字2文字化した地名と推察。


<余床町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上水野村の字「曽野」の名を冠した川名。

川の概要
 208号線を挟んで余床川下流右岸の水野山を源流に南流し、余床川に注ぐ谷川。

曽野地名の由来
 曽は「山尾根」を意味し、野は裾野(スソノ)に位置する町を表現した地名と推察される。


<余床町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上水野村字「余床」の名を冠した川名。

川の概要
 定光寺自然休養林を源流に208号線に沿って、曽野町と水北町の境界を南に流れ水野川に注ぐ小川。

余床地名の由来
 余床の余は古代の余戸の余を、床は住居の戸を意味し、往時は50戸に満たない集落であったと推察され、余床は「余戸」の転と考えられる。

参考
 余床:古代律令制における郡の下の里(郷)の一種で、その性格については諸説あるが、一応、50戸を一里(郷)として編成したそのあまりを余戸としたとされる。アマベ、アマルベ、アマリ、ヨドなどと呼称されることもある。『小学館国語大辞典』

19・余床川CIMG1053


<北丘町・落合町>

川名の由来
 河口付近の左右両岸の形状が路地塀のような形状を表現した川名と推察。

川の概要
 北丘町地内から南流し、落合町との境界の山間を流れ直線になって水野川に注ぐ谷川。

18・一郎兵衛川・北岡町CIMG1692


<鳥原町>

川名の由来
 鳥原川中流部の地名、旧)中品野村字「鳥原」の名を冠した川名。

川の概要
 愛知国定公園に指定されている岩屋町の山林を源流に、岩屋地内を北流し、「岩屋堂公園」を経て北西に湾曲し、細長い鳥原町地内を北西に流れ、品野町品野交番前で水野川に注ぐ渓流。

鳥原地名の由来
 鳥原は、採原の好字2文字化で、川辺の野原が採り払われた所(浸蝕)を記録した地名と推察される。

17・鳥原川CIMG1362

17・鳥原川・鳥原町CIMG1711-1


<広之田町>

川名の由来
 川が流れる、旧)中品野村字「山崎」の名を冠した川名。

川の概要
 品野台CCの西側を走る国道248号線に沿って広之田町地内を南流し、水野川に注ぐ小川。

山崎地名の由来
 中品野村の山(現:品野台CC)、の端の土地を「山崎」と言う。


<中品野町・上品野町>

川名の由来
 大洞(幅の広い盆地のような地形)を流れる川を表現した川名。

川の概要
 井山町を源流に東海環状自動車道品野ICアプローチ道と平行して、中品野と上品野の境界を北流し品野川に注ぐ渓流。


<上品野町>

川名の由来
 北山川の横を流れる川で、蟹は横歩きするので、「横川」とせず「蟹川」とした川名と推察。

川の概要
 品野台CCの中央付近から流れる小川で、北山川の横を平行して流れ、北山川と合流して品野川に注ぐ小川。

13蟹川・北山川合流部・品野町


<上品野町>

川名の由来
 川が流れる、旧)上品野村字「北山」の名を冠した川名。

川の概要
 名古屋学院大学と品野台CCの境界あたりを源流に南流し、蟹川を集めて品野川に注ぐ谷川。

北山地名の由来
 表記文字のとおり、上品野村の「北の方角の山」を意味する。

13・北山川CIMG1291